社会福祉協議会

み な さ ま へ

昨年度(平成21 年)、学区社協がスタートをして10 年目を迎えました。その度後半からこれを節目として『南笠東学区住民福祉計画』の策定作業を行いました。この作業は、これまでの10 年間をふりかえり、「守っていくべきこと・拡げていきたいこと」をテーマとして、これ
からの地域福祉を考えることを狙いとしたものですが、今年度は、これを実践に結びつけていく大切な年と考えています。
時代の潮流は、小地域のコミュニティづくり、言い換えればそこに住んでいる地域の人たちが、共通の趣味や目的などで結びつき、その仲間の絆や支えによってまちづくりをすめる気運が拡がっています。
また、学区全体を眺めて見ますと、学生の住むまち、企業と結びつきがあるまち、滋賀県の福祉ゾーンのあるまちなど際立った特色を持っています。
このような状況下、今、ここに住んでいる私たち一人ひとりが改めて人や組織との結びつきの中で、支えられいきいきと生活する姿を描くことができれば、私たちの目指す社会福祉は、自然と叶えられるような気がします。
「現実は、そうではない」と否定をする前に、先ずは、『みんなが創るまち』の輪の中で楽しみましょう。

平成22 年4 月